第26回TIFFでは、原点に立ち返り、「作品重視の映画祭」をコンセプトに映画祭本来の魅力である作品のクオリティをより一層追求するため、主要部門の新編成を行います。
映画祭の華であるコンペティションをはじめ、新部門も登場、ご期待ください!
◆コンペティション
映画祭のメイン部門。2013年1月以降に完成した長編作品を対象に、世界各国からの応募作品の中から、厳正な予備審査を経た15本(予定)の作品を期間中上映します。昨年はTIFF史上最多の91の国と地域から1,332本もの応募がありました。国際的な映画人で構成される審査員のもと、10月25日(金)のクロージングセレモニーで“東京 サクラ グランプリ”をはじめ各賞が決定します。
「コンペティション」プログラミング・ディレクター
矢田部吉彦(やたべ よしひこ)
Cinema Cafe.net 矢田部吉彦 BLOG
◆アジアの未来 <新部門>
新進気鋭のアジアの才能が集結、新ヤング・コンペティション誕生
“アジア発、世界へ、未来へ!”「アジアの風」部門を発展させ、長編映画2本目までのアジア新鋭監督の作品をいち早く上映するアジア・コンペティション部門が今回新たに誕生しました。日本から中東まで、今最も活気に満ちたアジア圏のこれからの映画界をリードする作品を紹介します。最優秀作品には「アジアの未来」作品賞が贈られます。また、監督やキャスト・スタッフを招聘して日本の観客や映像業界との交流を図りアジアの才能を世界へ発信します。
「アジアの未来」プログラミング・ディレクター
石坂健治(いしざか けんじ)
◆特別招待作品
日本公開前の話題の最新作をいち早く紹介!
「特別招待作品」プログラミング・ディレクター(映画祭事務局長兼務)
都島信成(としま のぶしげ)
◆日本映画・ある視点
世界へ挑戦し続ける、個性きわだつ日本映画のインディペンデント魂
◆ワールド・フォーカス <リニューアル部門>
見逃せない! 世界各国の映画祭受賞作、話題作が満載
世界各国の映画祭受賞作や話題作、あるいは有名監督の日本で紹介されていない新作に注力し、日本公開が未決定の貴重な作品を取り上げていきます。欧米の作品に加え、アジアの有力作品も上映します。旧「WORLD CINEMA」部門ではTIFF開催後に半数以上の作品の日本公開が決定。リニューアルでパワーアップした「ワールド・フォーカス」部門が世界の話題作のショーケースとしての役割を果たしていきます。